2011年7月8日金曜日

CNK2011、歌詞完成!!

パオラが一晩でやってくれました


と、言ってしまいたいくらい急ピッチで作成すすめてくれました!
ありがとうパオラ!

テーマはズバリ(?)「CNK(中南研)」です。
原案は部長のMAXが私の提案をまじえて書いたものです。

原案からテーマを抽出し、それをポル語にする・・・
エンヘードにおける「ストーリー」とは何か、「テーマ」とは何か。
打ち合わせを通してたくさんのことを学びました。

私はサンバに出会った時からCNK部員ですが、彼女が書いてくれたCNKの姿を見て、逆に気付かされるようなこともあったり。
アツイ歌詞でござる。
みなさん是非コメント欄に感想をば!


前歌
È  no cantar, no batucar que a gente vem incendiar
歌とサンバの響き(バツカーダ)で情熱と化してやるさ
È o pagode do Sanada trazendo seu enredo no partido, para mostrar
真田パゴージがパルチードにのせたそのエンへードで
Que o samba samurai tambem sabe revolucionar
サムライサンバも革命を起こすことをみせつけてやるのだから。

Aメロ 
O samba atravessou o mundo com vontade de inovar
サンバは新しさを求めて世界へと旅に出た
Encontrou na Sophia, jovems cheios de energia querendo é brilhar
そして、ソフィアでエネルギーと輝きたい願望に溢れた若者たちに出会った。
Apresentou o tamborim, o cavaco e o pandeiro
タンボリン、カヴァコ、パンデイロを紹介し
O brilho nos olhares por si própio ja dizia
輝く彼ら(若者)の瞳に
Não demoraria muito e o batuque começaria!
バツカーダが始まるまでそう時間はかからないことをサンバはみた。
Com sua discoberta o samba a festejar
サンバは祝った
Pois dos guerreiros do qulombo,
なぜなら、キロンボ(奴隷時代、黒人が白人から逃れて作った町、村)の戦士たちのサンバだけでなく、
Toernou-se tambem o samba dos gurreiros de Kataná
いまや、刀使いの戦士たちのサンバともなっていたからだ。

中サビ
Nos batuques dos nossos tantans, no choro do nosso cavaco
私たちのタンタンの響きに、私たちのカヴァコのメロディーに
Soa a harmonia Sol nascente com um gingado atravessado
日出ずる和のハーモニーがちょっとお茶目なジンガード(サンバ・アフロブラジル特有のグルーヴのこと)と重なり合う
È a alma japonesa entrando no gingado!
日本魂のサンバへの進出なのだ!

Bメロ
Como mestres Beth e Fundo de Quintal a reinar
師にはベッチ(もちBeth Carvalhoですよw)とFundo de Quintal
Mas novidade tambem não deixamos passar
けれど新しい事にも常に挑戦するさ
Como em ‘Sina’ nosso lema é caetanear!
Sina(去年のソ祭のCNKテーマソング)同様、モットーはcaetanearDjavanが勝手に作り出した動詞)なのだから!
De bossa até marchinha  curtimos tocar
ボサからマルシャまで何でも楽しく弾くさ
Mas nunca esquecemos que o bom é pagodear!
でも何より楽しいのはパゴーヂだってことも決して忘れないよ
A roda de Yotsuya não tem dia para acabar
四ツ谷のホーダ(パゴージの集まりのこと)に終わりの日なんかないから。
È o samba do Brasil renascendo no Oriente para o mundo alcançar!
こうして、日本で生まれ変わるブラジルサンバは世界に挑むのだから。

大サビ 
Se (você) acha que o samba é só pra quem tem sangue de bamba
サンバがバンバ(アフロ系・サンバと関わる人のこと)の血をもっている者だけのだと思っているなら
Com o CNK você vai ver
CNKをみてきっと気づくだろうね
Que o samba é que se faz onde o sabem receber
サンバは歓迎されるところで自らを成らせるということを。
(Então entra nessa roda porque o que não vale é perder!)
(そうだとわかったなら機会を逃すなんてもったいないよ、さぁ一緒にホーダに混ざっておいで!)


以下、パオラの解説!

前うた
 CNKの一番の特徴であるパゴージを特徴にこれから、エンヘードが始まるという呼びかけ。エンヘ-ドにおける自己紹介と挨拶と化している。サムライサンバは日本のサンバを現す形容として使っている。

A・第一部
CNKの紹介1
 サンバを主人公としておき、新しさを求めたサンバが旅の途中で出会う若者の集団としてCNKをえがいている。つまりサンバからみたCNKとの出会いだ。
   「キロンボの戦士」とは、奴隷制時代、主人から逃れ、身を守るためカポエイラなどの武術を身につけた黒人のことをさす。アフロ文化から生まれたサンバであるため、キロンボはサンバの生地としてよく歌われる。これと対して「刀使いの戦士」とは武士のことであり、前歌のサムライサンバとの繋がりも見出している。

中さび
 日本人でありながらサンバをやっているというのはCNKの一つの特徴なので、サンバにおける日本人らしさをこの部分はうたっている。

B・第二部
CNKの紹介2
 現在のCNKをテーマにしている。憧れのベッチ・フンドを師としておき、CMKにおけるその偉大さを示す。また、師の彼らにreinar(君臨する)という単語を使う事によって、これからもずっとCNKの中では象徴的な存在であることも示している。これに加え、いろんなジャンルのブラジル音楽に挑戦しているCNKのもう一つの特徴をかたるため、去年のソ祭でやったSinaを持ち出した。その中でDjavanが作り出したcaetanearという単語(ブラジルの音楽家カエターノが常に新しい音楽を求め作り出していることから生まれた動詞。DjavanCaetanoに対する尊敬の念がこめられている。)が私たちのモットーであるとしている。(←私がDjabanCaetano大好きなこともあって入れてみたw)またCNKにおけるブラジル音楽の幅の広さをボサからマルシャまでというたとえを用いて示している。
 しかし、やはりパゴージに帰るのがCNKなので、そこに私達のベースであり、サンバの世界(日本・海外問わず)挑んでいるCNKの姿で第二部をしめている。

さび
サンバは確かにブラジルにルーツをもつが、今やある一部の限られた人や人種のものではなくそれを歓迎する者のものであるという主張。つまりはCNKのものでもあるということだ!


これからMAXがメロディ制作を開始、その後でキメの作成が、そしてレコーディングが待っております。
まるでリレーのようです。

0 件のコメント:

コメントを投稿