2011年10月17日月曜日

ことの起こり(エンヘード編)

今回はCNK2011を作ることになった経緯についてひっそりと語ります。

3月に、ご存知の通り大震災がありました。
5月に控えていたシズオカサンバカーニバルの開催は、この震災により一旦白紙となりました。

しかし6月、実行委員会の方々の尽力により、10月の延期が決まり、中南研も引き続き出演OKをいただくことができました。
そこで、部長のMAXがオリジナルエンヘードの制作を提案してきました。

実は冬にもロックが同じ提案をしてくれていましたが、そこでは私は断っています。
このパレードに出ること自体が初めての試みで不安も大きいところに、更に企画を持ち込むのは難しいと考えたからです。
(ある団体という意味での)チームのエンヘードは一人で作れるものではありません。
一度は誰かが一人で形を作るとしても、出演者みんなで叩き上げて作られるものだと思います。
そうして作られたものを録音して、全員で共有できる形にするのです。
欲を言えば、オリジナルのエンヘードがあった方がいいに決まっていますが、それには多くの人の協力と、気の遠くなる手間隙が必要です。

しかし中止、延期という過程を経て、準備期間が延びたこともあり、私はやはり難色を示しながらも、最初のエンサイオ(8月)に間に合うなら、とOKを出しました。


作詞をパオラに、作曲をMAXに頼みました。

パオラには、MAXの原詞を元に「中南研」をテーマに書いてほしいと頼みました。
ストーリーは主人公のサンバが「中南研」にやってくるところから。
中南研はシズオカのパンフやHPでも紹介されていたように、文化研究サークルが音楽サークルに発展した歴史があります。
そしてどんな風にサンバは中南研に入っていくのか・・・・。

以前日本語訳やパオラが歌詞に込めた意味を記事に載せましたが、読んでない人は是非一度読んでみてください。
既読の人ももう一度!(こちらから)


パオラから詞を受け取ったMAXが、急ピッチで曲を作り仮録。
ちなみにこれ、テスト前のことです(笑)
彼らの成績がどうなったのかは本人と大学のみぞ知る・・・。


そしてその曲を静岡にもって行き、Juninho氏をはじめとした先輩方ともっと盛り上がるように編曲。
朝4時まで編曲していたのを良く覚えてます・・・。


MAXが中サビギメ、私が大サビギメを作りました。
キメ音源を作っている途中で熱中症で倒れたのはいい思い出です←
PL達と相談して、試行錯誤、ようやくキメ完成です!!


で、キメを作ったらレコーディング開始。
テスト直後で色々開放された勢いを借り、どうにか仮音源を制作!


今から考えても本当に急ピッチです。
ギリギリです。

こんな過程を通して、多くの人に愛される曲になりました。
特に前歌部分はテーマとしていつまでも心に残ります。
本当にやってよかったと思います。

残念ながら、本番までにカントールや7弦のフレーズを入れた完全版音源を完成させられなかったのですが、ソフィア祭までに完成予定です!!
少々お待ちを!!

3 件のコメント:

  1. どうも、ジレトールのMAXです!
    追記的ですが成績はなんと大学生活のなかで一番良かったです(笑)人間の集中力ってすごいですね、、、後輩に胸を張って「サンバ頑張ると成績よくなるよ」とか言ってやりたいですね。
    ルル氏、更新楽しみにしておりますぞ!

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  2. 奇遇だね、私も大学生活の中で取得単位数最多だったよ笑
    頑張ればできちゃうもんですな^^

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  3. 自分も某団体幹部時代は授業をフルに入れてフル単を達成したりしました。
    意外とそんなもんだよねー。

    完成音源ってどうなってるの・・・?ってシズオカ直前にずっと聞きたかったけど、タイミング的に聞きづらく。
    ちゃんと作ってるみたいなので期待してます!

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